臨床工学部

 平成24年4月に医療支援部門の一組織として設立しました。
 現在28名の臨床工学技士が(令和2年4月からは30名)、医療機器のスペシャリストとして生命維持装置等の操作、および管理を担当しています。
 また医療機器の保守・管理には、当院臨床工学技士に加え外部委託の専門スタッフ2名が担当しています。
 他部門のスタッフと密に連携を取り、業務を相互に補完できる体制作りに取り組むと同時に、医療機器の安全かつ効率的な運用と管理を目指しています。
 

 スタッフの紹介

役職 部長、副院長
氏名 荒井 正純

 

 

役職 副部長
氏名 佐橋 広信 (医療機器安全管理責任者) 

その他スタッフ

技術主査    1名

主任       2名

技師      24名

ページTOPへ

組織

 部長 ⇒  副部長 ⇒  担当4部門  ●救急・病棟担当     : 9名

                          ●手術担当          : 7名

                          ●不整脈・内視鏡担当 : 7名

                          ●人工透析担当      : 4名

ページTOPへ

臨床工学技士の業務

 人工呼吸器、人工心肺装置、血液浄化装置等の生命維持装置の操作や、各種医療機器の操作とその管理を行っています。
 当院28名の臨床工学技士のうち、25名はMEセンターを拠点として救命救急センター、手術室等での各種生命維持装置を担当し、3名は人工透析室にて血液浄化装置を担当しています。
 

救命救急センター業務

 RST(呼吸サポートチーム)の一員として、人工呼吸器の管理に努めています。
 HD(血液透析)をはじめ、CHDF(持続血液透析濾過)、DHP(血液吸着)など、各種急性血液浄化療法の緊急対応を可能としています。
 ECPR(体外循環式心肺蘇生法)を実践し、救命率の向上に努めています。

手術室(ハイブリッド手術室)業務

 心臓手術に使用する人工心肺装置の操作において、新生児から成人まで安全な操作が行えるよう努めています。
 整形外科手術、脳外科手術、心臓血管外科手術における、MEP(運動誘発電位)、SEP(体性感覚誘発電位)、ABR(聴性脳幹反応)などの術中神経モニタリングを行っています。
 EVER(腹部大動脈瘤ステントグラフト内挿術)、TEVAR(胸部大動脈瘤ステントグラフト内挿術)、TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)に対して術者介助業務を行っています。
 da Vinci(内視鏡下手術用ロボット)の管理、および立会い業務を行っています。

心臓カテーテル室業務

 PCI(冠動脈インターベンション)、小児心臓カテーテル検査、アブレーション治療において、機器の操作およびポリグラフの記録を取っており、定例、緊急問わず対応しています。

心臓ペースメーカ業務

 心臓ペースメーカの植え込み術の立会いから、ペースメーカ外来まで、プログラマを用いた設定を行うとともに、データの管理を行っています。
 また遠隔モニタリングを導入することにより、自宅から送られてきたデータを日々確認し、管理しています。

新生児センター・小児集中治療室業務

  新生児から小児のCHDF(持続血液透析濾過)、DHP(血液吸着)および補助循環を可能としています。

人工透析室業務

  HD(血液透析)、HDF(持続血液透析濾過)、LDL吸着療法、LCAP(白血球除去療法)、GCAP(顆粒球除去療法)、および腹水濾過濃縮を行っています。
 細菌検査、エンドトキシン検査は1ヶ月に1回行っており、透析液清浄化ガイドラインに遵守した水質の管理を行っています。

内視鏡室業務

  ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、RFA(ラジオ波焼灼療法)などの術者介助業務を行っています。

医療機器管理業務

  外部委託スタッフとともに除細動器、AED、人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプなど、医療機器の点検を行っています。
 除細動器、AEDは毎日すべての設置場所を巡回し、点検しています。

重症心身障がい児施設(すこやか)での業務

  人工呼吸器の管理として、ラウンド点検を毎日行っています。

院内教育

 シリンジポンプ、輸液ポンプ、人工呼吸器、除細動器、生体情報モニターなどの医療安全研修を行っています。
 全職員を対象としたBLS研修、年8回行われるICLSの研修、また院外で開催されるBLS研修、ICLS研修にもインストラクターとして参加しています。
 来院者向け救急蘇生研修を行っています。

ページTOPへ

勤務体制

救命救急センターに臨床工学技士24時間配置の勤務体制をとり、夜間・休日も緊急手術、緊急血液浄化等に対応できるようにしています。

ページTOPへ

資格等の取得

 私たちは臨床検査技師、看護師の国家資格の他にも、体外循環技術認定士、呼吸療法認定士、透析技術認定士等の学会認定資格を取得しており、安全な診療および治療補助が提供できるよう日々努力しています。

ページTOPへ

主な管理機器

機器の種類 台数 (台)
人工心肺装置
補助循環装置
IABP
循環補助用心内留置型ポンプ用制御装置
除細動器 23
AED  25
人工呼吸器 64
自己血回収装置
血液透析装置 16
特殊血液浄化装置
輸液ポンプ 240
シリンジポンプ 320

ページTOPへ

 

 

最終更新日:2019/07/10