臨床工学部

 臨床工学部は、平成24年4月に医療支援部門の一組織として設立されました。
 現在、30名の臨床工学技士が医療機器のスペシャリストとして生命維持装置等の操作、および管理を担当しています。
 また医療機器の保守・管理には、当院臨床工学技士に加え外部委託の専門スタッフ2名が担当しています。
 他部門のスタッフと密に連携を取り、業務を相互に補完できる体制作りに取り組むと同時に、医療機器の安全かつ効率的な運用、および管理に努めています。
 

 スタッフの紹介

役職 臨床工学部長・胸部外科部長
氏名 梅田 幸生

 

 

役職 副部長
氏名 佐橋 広信 (医療機器安全管理責任者) 

その他スタッフ

技術主査    1名

主任       2名

技師      26名

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組織

 部長 ⇒  副部長 ⇒  担当4部門  ●救急・病棟担当     : 9名

                          ●手術担当          : 9名

                          ●不整脈・内視鏡担当 : 7名

                          ●人工透析担当      : 4名

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免許・学会認定

免許 : 臨床検査技師 4名
      看護師     1名

学会認定 : 呼吸療法認定士           4名
          透析技術認定士           4名
         体外循環技術認定士        5名
         ICLS認定インストラクター      1名
         AHA-BLSプロバイダーコース   5名
         AHA-ACLSプロバイダーコース  5名

上記の学会認定資格を取得しており、安全な診療および治療補助が提供できるよう日々努力しています。

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臨床工学技士の業務

 人工呼吸器、人工心肺装置、血液浄化装置等の生命維持装置の操作や、各種医療機器の操作とその管理を行っています。
 当院30名の臨床工学技士のうち、26名はMEセンターを拠点として救命救急センター、手術室等での各種生命維持装置を担当し、4名は人工透析室にて血液浄化装置を担当しています。
 

救命救急センター業務

 RST(呼吸サポートチーム)の一員として、人工呼吸器の管理に努めています。
 HD(血液透析)をはじめ、CHDF(持続血液透析濾過)、DHP(血液吸着)など、各種急性血液浄化療法を、24時間行える体制としています。
 ECPR(体外循環式心肺蘇生法)を実践し、救命率の向上に努めています。

手術室(ハイブリッド手術室)業務

 心臓手術に使用する人工心肺装置の操作において、新生児から成人まで安全な操作が行えるよう努めています。
 緊急の心臓手術に対応する体制を24時間整えています。
 整形外科手術、脳外科手術、心臓血管外科手術における、MEP(運動誘発電位)、SEP(体性感覚誘発電位)、ABR(聴性脳幹反応)などの術中神経モニタリングを行っています。
 EVER(腹部大動脈瘤ステントグラフト内挿術)、TEVAR(胸部大動脈瘤ステントグラフト内挿術)、TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)、経皮的僧帽弁形成術、循環補助用心内留置型ポンプカテーテル、PTA(経皮的血管形成術)に対して術者介助業務を行っています。
 da Vinci(内視鏡下手術用ロボット)の管理、および立会い業務を行っています。
 FLP(胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術)におけるレーザー装置の操作を行っています。

心臓カテーテル室業務

 PCI(冠動脈インターベンション)においてIVUS(血管内超音波)、OCT(光干渉断層法)等の検査機器の操作をしています。
 緊急のPCIに対応する体制を24時間整えています。
 アブレーション治療においてはスティムレーター、アブレーター装置の操作およびポリグラフの記録を行っています。

心臓ペースメーカ業務

 心臓ペースメーカの植え込み術の立会いから外来まで、プログラマを用いた設定を行うとともに、データの管理を行っています。
 また遠隔モニタリングを導入することにより、自宅から送られてきたデータを日々確認し、管理しています。

新生児センター・小児集中治療室業務

  新生児から小児のCHDF(持続血液透析濾過)、DHP(血液吸着)および補助循環を、24時間行える体制としています。

人工透析室業務

  HD(血液透析)、HDF(持続血液透析濾過)、LDL吸着療法、LCAP(白血球除去療法)、GCAP(顆粒球除去療法)、および腹水濾過濃縮を行っています。
 細菌検査、エンドトキシン検査は1ヶ月に1回行っており、透析液清浄化ガイドラインに遵守した水質の管理を行っています。

内視鏡室業務

  ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、RFA(ラジオ波焼灼療法)などの術者介助業務を行っています。

呼吸療法業務

  人工呼吸器・NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)、NHF(ネーザルハイフロー)について、ICUから一般病棟まで、毎日ラウンドを実施し呼吸管理を行うとともに、医療安全面での貢献も果たしています。

医療機器管理業務

  外部委託スタッフとともに除細動器、AED、人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプなど、医療機器の点検を行っています。
 除細動器、AEDは毎日すべての設置場所を巡回し点検しています。

重症心身障がい児施設(すこやか)での業務

  人工呼吸器の管理として、ラウンド点検を毎日行っています。

院内教育

 シリンジポンプ、輸液ポンプ、人工呼吸器、除細動器、生体情報モニターなどの医療安全研修を行っています。
 全職員を対象としたBLS研修、年8回行われるICLSの研修、また院外で開催されるBLS研修、ICLS研修にもインストラクターとして参加しています。
 来院者向け救急蘇生研修を行っています。

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勤務体制

勤務時間は8:30~17:15を基本としています。
救命救急センターの24時間体制に対して、当直と土日祝日の日直を置いています。
また、待機者を配置して血液浄化、人工心肺、心臓カテーテル、ペースメーカー等の緊急対応ができるようにしています。

日直・当直体制

平日 当直 17:15~翌8:30 1名
夜間待機 17:15~翌8:30 3名:人工心肺・補助循環関連業務 1名
    ペースメーカー関連業務 1名
    心臓カテーテル関連業務 1名
休日 日直 8:30~17:15 2名
当直 17:15~翌8:30 1名
夜間待機 17:15~翌8:30 3名:人工心肺・補助循環関連業務 1名
    ペースメーカー関連業務 1名
    心臓カテーテル関連業務 1名

 

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主な管理機器

 MEセンターにて管理している機器、および手術室内機器の医療機器保守点検は日本ステリ㈱に委託しています。
 日本ステリ㈱社員2名がMEセンターに常駐し、日常点検、定期点検を行っています。


MEセンター管理機器

装置名 台数 (台)
人工心肺装置
補助循環装置
IABP
循環補助用心内留置型ポンプ用制御装置
除細動器 23
AED  26
人工呼吸器 88
自己血回収装置
血液透析装置 16
特殊血液浄化装置
輸液ポンプ 260
シリンジポンプ 320

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最終更新日:2021/06/30