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重点医療と医療環境
岐阜県総合医療センターは、救命救急センター(30床)、新生児医療センター(40床)を併設した病床数620床(精神科病床なし)の岐阜県を代表する地域中核病院です。移植医療を除くほぼ全急性期疾患を対象としております。中でも「救命救急医療」「心臓血管疾患医療」「周産期医療」「がん医療」「こども医療」は、当院の重点医療であり、高度で先進的な医療を提供できるよう努めております。
また、現在の医療は「1つの病院完結型ではなく、地域完結型」です。当院は岐阜県医師会をはじめ地域医師会の病院、診療所の先生方と連携を強めております。病診連携部を設置し、開放型病床20床を開設しております。医師会の先生方に登録医になっていただき、登録医の先生方には「院外主治医」として、当院の主治医と共に共同診療を行っております。
※「病床数」は許可病床数。(令和4年4月1日現在)
救命救急センター(救命救急医療)
365日、24時間体制で安心して受診できる体制をとっております。全診療科が対応し、救命救急センターでは、内科系医師1名、外科系医師1名、小児科医師1名、臨床研修医師3名と薬剤師1名、臨床検査技師1名、放射線技師1名が日当直しており、すべての救命救急疾患に対し即対応が可能です。
心臓血管センター(心臓血管疾患医療)
心筋梗塞をはじめとする虚血性心疾患、慢性心不全、弁膜症等に循環器内科、心臓血管外科が中心になって、内科的、外科的治療を行っております。脳卒中を主とする脳血管障害には、神経内科、脳神経外科が、昼夜を問わず対応しております。
周産期医療センター(母とこども医療センター)
母とこども医療センター(産科・婦人科、胎児診療科)、新生児医療センター(新生児内科)が中心になって医療を担当しております。不妊治療の進歩で近年、多胎妊娠が増加し母体搬送が増えております。
新生児医療センターでは、ドクターカーを有し、他病院(医院)で出産した未熟児をはじめとする新生児疾患患者を医師同乗で搬送・入院していただき、後遺症無き発育に心掛けております。
小児医療センター
小児集中治療室(PICU)、重症心身障がい児施設を有し、あらゆる小児の疾患に対応しています。小児循環器内科、小児心臓外科では先天性心疾患児の治療を行っており、手術は年間100例の実績があります。小児科は、一般的小児疾患をはじめ、特にてんかんや神経系疾患の治療に特徴があります。
がん医療センター(がん医療)
わが国の死亡順位1位のがん(癌)は、働き盛りの年齢にとっては重要な疾患です。当院では、早期発見から治療まで積極的に行っております。がんの原因は次第に分かりつつあり、がんになりやすい人(高危険群)の存在も明らかにされてきており、検診・早期発見に努めることも大切です。
がん末期患者さんの皆様の苦痛に対しては、医師、薬剤師、看護師などからなる緩和医療チームが対応しております。
その他
基幹災害医療(災害医療)
全県を対象とした災害医療の拠点病院として、県下5圏域の地域災害医療センターを統括する最先端の「基幹災害医療」としての機能強化を図る。必要物資の備蓄と共に、岐阜県地域防災計画に基づき医療班の編成も行っております。さらに広域災害等に対し消防本部等の関係機関はじめ、ボランテイアの皆様の協力で訓練を行っております。
患者さん中心の施設整備
個室的多床室 全てのベッドに窓を配置し、プライバシーやゆとりに配慮した 1室4床の「個室的多床室」
個室の充実
ゆとりのある病棟
1病棟40床とし、患者さんとのふれあいを大切にしたゆとりのある病棟
電子カルテの導入
電子カルテ導入によるペーパーレス、フィルムレスとともに、業務の効率化とスピード化、患者さん参加型の医療、医療機関との連携など医療体制の充実。
最終更新日:2022/08/02