睡眠時無呼吸外来

診療内容・特徴

 睡眠時無呼吸症候群は多くの症状があり、いろいろな診療科にかかわりのある症候群です。夜間の睡眠不足のために寝起きが悪い、昼間に眠気のために仕事の能率が悪い、高血圧や狭心症が夜間の睡眠障害によって生じている、夜間の頻尿が気になる、肥満と糖尿病がなかなか改善しない、朝の起床時に頭痛を訴えたり、夜尿症のお子さん等、以上のようなことが睡眠時無呼吸症候群を合併していることがあります。

耳鼻科に来られた場合に上記診断が疑われる場合に、いくつかの検査を行います。耳鼻のどの診察を行い、必要であれば、まず外来にて簡易アプノモニター検査を行います。自宅へ器械をお持ち帰りしていただき夜間の無呼吸を検査します。精密検査が必要であれば、一泊入院していただき、終夜の睡眠状態を脳波の検査とともに行います。

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診療日時・受診方法

水曜日を除く平日に受診できます。曜日により担当医は異なりますが、検査の流れは同様です。かかりつけ医から紹介していただき、診察を予約していただいたほうがよいと思います。またすでに睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さんに対してはN―CPAP治療を行っています。C-PAP 治療を続けることが困難な患者さんに対しては歯科口腔外科にお願いし、口腔内装置を作成していただいております。当然、鼻の手術や咽頭(扁桃摘出等)の手術で症状が改善する可能性のある場合にはまず手術をお勧めすることがあります。疑問なところは何なりと質問してください。もっともよい治療法を選択できるように努力しておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

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検査件数(入院による精密検査)

2019年度 2020年度 2021年度
80 48 64

 

最終更新日:2022/07/29