当センターは、医療資源が限られる地域でも必要な医療が途切れないよう、地域の医療機関や自治体と連携し、へき地医療を支援しています。診療支援や相談対応、人材育成を通じて、地域の安心と医療の継続を支える体制づくりに取り組んでいます。
へき地医療とは、地理的条件などにより通院や受診が難しく、医療資源が十分でない地域で暮らす方の医療を支える取り組みです。専門医不足や救急対応の課題に対し、関係機関が連携して必要な医療を確保し、治療の継続を支えることを目的とします。継続的な支援により、地域の医療の安心につなげます。

当センターは広域の中核医療機関として、地域の医療機関・自治体・関係機関と協働し、へき地の医療提供体制を支えます。現場の状況に応じて支援内容を調整し、診療の継続と安全性の確保、必要時の円滑な受入や搬送、情報共有の強化につなげます。日常からの連携を積み重ね、緊急時にも機能する体制を目指します。

へき地医療の取り組みは、人的支援、専門的相談、救急・災害を見据えた連携、人材育成、地域との協働など多岐にわたります。
地域の医療体制を維持するため、必要に応じて医師や医療スタッフの人的支援を行います。診療支援や応援体制の構築など、現場の状況を踏まえて役割と期間を調整し、診療の継続と負担軽減、患者さんの受診機会の確保につなげます。必要な場合は支援の内容を振り返り、次の支援に反映します。
専門的判断が求められる症例や薬物療法などについて、相談・助言を通じて支援します。検査結果や治療方針を共有し、地域での診療がより安全に進むよう連携します。必要に応じて受診・紹介の調整や情報提供を行い、治療の継続を支えます。情報の行き違いを防ぐため、共有方法の統一にも取り組みます。
急変時や災害時にも対応できるよう、受入や搬送を見据えた連携体制を整えています。連絡体制や情報共有のルールを明確にし、重症化リスクのある患者さんを必要な医療へ迅速につなげます。平時からの準備と連携確認を通じて、対応力の向上を図ります。搬送後の治療につながるよう、必要情報の整理・引き継ぎも重視します。