小児外科

医師スタッフの紹介

役職 部長
氏名 鴻村 寿

日本外科専門医・指導医

日本小児外科専門医

日本周産期・新生児学会認定外科医

麻酔科標榜医

 

平成2年岐阜大学医学部卒

平成9年岐阜大学 大学院医学系研究科 医科学専攻卒

 

役職  医師
氏名 前田 健一

日本外科学会専門医

日本消化器外科学会専門医・指導医

日本がん治療認定医機構癌治療認定医

消化器がん外科治療認定医

 

平成16年岐阜大学医学部卒

平成31年岐阜大学 大学院医学系研究科 医科学専攻卒

 

役職  医師
氏名 鈴木 健斗

 

平成28年岐阜大学医学部卒

 

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診療内容について

小児外科とは新生児から15歳までの小児に対して、脳神経外科・心臓外科・整形外科以外の外科的治療を行う診療科であると定義されています(要するに子供の一般外科です)。
つまり下記に記すように小児外科の対象疾患は多岐に及び、他の診療科と重なる疾患も多くあります。また一般疾患については当科で治療を行っていないため他科・他院にお願いすることもあります。
(小児におけるの脳神経外科、心臓外科、整形外科は、当院ではそれぞれ小児脳神経外科、小児心臓外科、整形外科にて診療しています)

 

診療科の特徴について

当院の特徴は総合周産期センターという県内随一の赤ちゃんの集中治療室があるため小さな赤ちゃんや病気の赤ちゃんが集まり、食道閉鎖症や胎児腫瘍など県内で最も多くの新生児の外科手術を行っており、今後さらに増加が見込まれています。
さらに岐阜県では小児泌尿器科医はいませんが当院では小児腎臓内科とも連携をして小児腎・泌尿器疾患にも対応しています。(しかし診断はしても専門的な手術に関しては小児泌尿器専門病院にお願いすることもあります)
また4ヶ月健診などで指摘されることの多い脱腸(鼠径ヘルニア)、でべそ(臍ヘルニア)、精系水瘤、停留精巣という4つの小児の日常的疾患にも力を入れており、当院の手術数の半数以上を占めています。これらの小手術については当院では2泊3日の入院で手術を行っています。(小児外科のなかで最も手術が多いのは鼠径ヘルニアで全体の約36%を占めています)

 

小児外科の対象疾患一覧

当院における小児外科系の対象疾患について

<小児外科> ・・・・新生児から15歳までの小児に対して、脳外科・心臓外科・整形外科以外の外科的治療を行う診療科(子供の一般外科)です。
頭頸部疾患 副耳、耳前瘻孔、上口唇小帯、舌小帯短縮症、正中頚嚢胞、側頚嚢胞など
呼吸器疾患 気管原性嚢胞 <気管軟化症、気管・気管支狭窄などの気管系疾患、肺分画症、CCAMなどの肺疾患>
消化器疾患 食道閉鎖症、食道狭窄症、胃食道逆流症、胃破裂・胃穿孔、肥厚性幽門狭窄症、胃軸捻転症、十二指腸・小腸の腸閉鎖症、メッケル憩室、急性腹症、腸回転異常症・中腸軸捻転症腸重積症虫垂炎、ヒルシュスプルング病、鎖肛・直腸肛門奇形、痔核・痔瘻、肛門周囲膿瘍、慢性便秘など
肝胆膵疾患 胆道閉鎖症、胆道拡張症、膵・胆管合流異常症、胆石症など
泌尿器疾患 水腎症、<重複尿管症、巨大尿管症、膀胱尿管逆流症>、急性陰嚢症・精巣捻転、精索水腫・陰嚢水腫、停留精巣・移動精巣、<尿道下裂、埋没陰茎・短小陰茎>、真性包茎など
婦人科疾患 卵巣嚢腫(捻転)、膣閉鎖、処女膜閉鎖、陰唇癒合症、<半陰陽>など
腹壁・
横隔膜疾患
横隔膜ヘルニア、横隔膜挙上症、腹壁破裂、臍帯ヘルニア、臍ヘルニア、臍皮膚余剰症、臍腸瘻・卵黄腸管遺残症、尿膜管遺残症、鼠径ヘルニア(嵌頓)など
体表・皮膚疾患 皮膚・皮下の小腫瘤、血管腫、リンパ管腫など、<バネ指・弾発指>
悪性腫瘍 神経芽腫、腎芽腫、肝芽腫、奇形腫、横紋筋肉腫などの小児の悪性固形腫瘍

<>内の疾患や状態によっては当科で手術対応していない場合があります  赤文字は緊急疾患です

個別の疾患については日本小児外科学会HPをご覧ください

   日本小児外科学会HP (クリックするとページにリンクします)

 

当院での初診・手術時期について

 (当院での標準的なものを示します。個々の患者さんによっては多少異なります。)

疾患 初診時期 手術時期
鼠径ヘルニア

★ヘルニア(鼠径部腫脹)をみつけたらてきるだけ早く
(嵌頓の危険性があるため生後1週間でも可)

生後1ヶ月・体重4kg以上をメドに行う
臍ヘルニア ★生後2~3ヶ月までに圧迫療法を開始した方がよい
(早期に圧迫療法を行えば手術なしで治ることも多い)
1歳過ぎ(2~3歳以降でもよい)
胆道閉鎖症
(便が白っぽい)
★症状が出たらすぐ医療機関にかかってください
(60日を超えると移植症例が増えるといわれています)
生後2か月以内での手術を目指します
停留精巣 生後6~10ヶ月までは経過観察をします 1歳~1歳半をメドに(最近はさらに早期手術も)
精索・陰嚢水腫 生後1~3歳頃までは経過観察をすることが多いです 1歳以降(2~5歳でもよい)
真性包茎 症状がなければ生後3~5歳頃まで経過観察をします
(軟膏療法を行えば手術なしで治ることも多い)
3~5歳でもよい(成人でも充分間に合う)
急性陰嚢症 症状が出たらすぐ医療機関にかかってください
(精巣捻転では数時間で精巣が壊死します)
精巣捻転では数時間以内の手術が必要

(★は出生早期に受診した方がよいもの)

 

診療医師担当表はこちら

週間予定 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 外来
(鴻村:初診・再診)
【手術日】 外来
(鴻村:初診・再診)
外来
(加藤:再診のみ)
【手術日】
午後 【造影検査】 (手術) 外来
(加藤:再診のみ)
外来
(前田:初診・再診)
(鴻村:再診のみ)
【造影検査】

 

当院の手術実績 

手術件数(2019年) 158
全身麻酔件数 158
新生児手術数 18
鏡視下手術数 7

 

疾患・術式 手術数
鼠径ヘルニア根治術 60
停留精巣固定術 23
ストマ造設術 12
良性腫瘍摘出術 8
胃瘻造設術 7
腸閉塞手術 7
腹壁異常サイロ造設術 5
精系水瘤根治術 5
虫垂炎手術 4
ストマ閉鎖術 4
噴門機能再建術 3
臍ヘルニア根治術 3
食道閉鎖症根治術 2
新生児消化管穿孔 2
臍帯ヘルニア・腹壁破裂根治術 2
高位・中間位鎖肛根治術 2
低位鎖肛根治術 2
腸管切除術・腸管吻合術 2
中心静脈カテーテル挿入術 2
腸閉鎖・狭窄症根治術 1
肥厚性幽門閉鎖症根治術 1
臍腸瘻根治術 1
Hirschsprung病根治術 1
胆道拡張症根治術 1
腸回転異常症根治術 1
総排泄膣外反症根治術 1
その他手術 3
合計(重複あり) 165


 

 

 

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最終更新日:2021/08/05