総合診療科・内科について
総合診療科・内科では、全身を診る専門内科として、原因不明の症状や全身性疾患の診療を行うとともに、膠原病・リウマチ疾患、肺高血圧症、肥満症、脂質異常症などに対する専門診療を行っています。
総合診療科って?
「どこが悪いのかはっきりしない」
「症状がいくつもあり、どの診療科を受診すればよいかわからない」
「風邪と思っていたのに熱が長く続く」
「首・腰・背中・関節などの痛みが続く」
「手足のしびれや息切れが続く」
「皮膚の発疹や内出血がみられる」
「なかなか治らない副鼻腔炎(蓄膿症)や喘息がある」
「人間ドックでリウマチ因子や抗核抗体が陽性と言われた」
といった患者さんのための診療科です。
当科は1つの臓器だけを見るのではなく、全身を1つとして捉え、病気の背景や経過を踏まえながら診療を行っています。
当科では原因不明の症状を幅広く診療するとともに、大きな役割の1つが、臓器別に診療科を決めることが難しい病気への対応です。その代表が、膠原病、関節リウマチ、乾癬性関節炎など、複数の臓器や全身に同時に症状が現れる病気です。これらの病気では、皮膚、関節、肺、腎臓、肝臓、消化管などが同時に影響を受けることがあり、「皮膚科」「整形外科」「内科」など単純に分けて診ることができません。
このような患者さんの診断をし、治療を開始し、その後の外来での経過観察まで一貫して診療しています。
総合診療科は特に膠原病・リウマチ疾患の専門診療に力を入れており、当院で専門的に担当している診療科です。
リウマチ・乾癬・膠原病分野では、当院の皮膚科・整形外科・消化器内科と密に連携し、4科合同での症例カンファレンスを定期的に行っています。診断に迷う症例や治療選択が難しい症例については、多診療科の視点から検討し、メカニズムに基づくより正確な診断と、その患者さんに最適な治療薬の選択を心がけています。
また当科では、膠原病に関連して発症することも多い肺高血圧症についても力を入れています。肺高血圧症は専門性が高く、診断や治療ができる医療機関は限られていますが、当院は県内でも肺高血圧症診療に積極的に取り組んでいる施設の一つです。専門的な検査と治療を行い、長期的なフォローアップまで継続的に診療しています。
ステロイドや免疫抑制薬に加え、生物学的製剤やJAK阻害薬などの新しい治療薬も積極的に取り入れています。副作用をできるだけ抑えながら病気を安定させることを目指しています。また、近年、次々と登場する新しい治療薬についても最新の知見をもとに評価し、安全性に配慮しながら、いち早く患者さんに届けることを大切にしています。
岐阜県では、合併症や基礎疾患を有する妊婦さんの場合、当院産科にご紹介をいただくことが多くあります。妊婦さんがリウマチ・膠原病を患っていた場合、または、当外来通院中の患者さんが妊娠された場合、妊娠期から出産、その後にかけて、当科と産科が連携をしながら治療にあたっています。
また、肥満症は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群など多くの病気に関わる全身疾患です。
当科では全身を診る診療科として、その予防と改善を目的に「メタボ・肥満症外来」を開設しています。
内科部門の専門診療
内科部門では、栄養・代謝関連疾患の専門診療を行っています。低栄養、肥満症、脂質異常症は、さまざまな病気の発症や治療成績に影響する重要な病態です。当科では栄養状態や代謝異常を全身的な視点から評価し、適切な治療につなげています。
手術などで予定入院の方は、入院前から退院後までの切れ目ない支援を目的としている当院の総合サポートセンターで栄養評価スクリーニングを受けますが、そこで、治療に必要と思われる栄養上の問題(低栄養、食欲不振、消化管狭窄、肥満症など)があった場合に、内科(臨床栄養科)を受診していただき、可能な限りよい状態で治療ができるように対応しています。
また、専門外来である脂質異常症・FH外来では、脂質異常症に関する専門的な診療を行っています。
受診をご希望の方へ
当科は、地域のクリニック・診療所との病診連携を重視しています。当院受診をご希望の場合は、まずお近くの医療機関を受診していただき、病診連携予約を通じての紹介受診をおすすめしています。地域の医療機関と連携しながら、継続的で適切な医療提供を行っています。
うの よしひろ
宇野 嘉弘
| 役職 |
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|---|---|
| 認定資格 及び 所属学会 |
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いいだ まみ
飯田 真美
| 役職 |
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|---|---|
| 認定資格 及び 所属学会 |
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おかだ ひでゆき
岡田 英之
| 役職 |
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|---|---|
| 認定資格 及び 所属学会 |
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いいだ さおり
飯田 沙織
| 役職 |
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|---|---|
| 認定資格 及び 所属学会 |
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やまなか まみ
山中 麻美
| 役職 |
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|---|---|
| 認定資格 及び 所属学会 |
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外来担当医表
総合診療科の初診枠
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1診 | 午前 | 石塚達夫 (膠原病・リウマチ/ 初診・再診) |
飯田沙織 (初診・再診) |
②③④⑤ 池田貴英 (膠原病初診・再診) |
森 啓悦 (膠原病・リウマチ/ 初診・再診) |
飯田真美 (初診・再診) |
| 午後 | ー | 飯田沙織 (再診) |
ー |
ー |
飯田真美 (再診) |
|
| 2診 | 午前 | 岡田英之 (膠原病・リウマチ/ 初診・再診) |
岡田英之 (膠原病・リウマチ/ 初診・再診) |
飯田沙織 (初診・再診) |
宇野嘉弘 (初診・再診) |
宇野嘉弘 (初診・再診) |
| 午後 | 岡田英之 (膠原病・リウマチ/ 初診・再診) |
岡田英之 (膠原病・リウマチ/ 初診・再診) |
飯田沙織 (再診) |
宇野嘉弘 (再診) |
宇野嘉弘 (再診) |
|
| 3診 | 午前 | 宇野嘉弘 (再診) |
②④飯田真美 (再診) |
飯田真美 ①(初診・再診) ②③④⑤(再診) |
岡田英之 (再診) |
飯田沙織 (再診) |
| 午後 | 宇野嘉弘 (再診) |
②④飯田真美 (再診) |
宇野嘉弘 (再診) |
岡田英之 (再診) |
飯田沙織 (再診) |
|
内科の初診枠
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1診 | 午前 | 山中麻美 | ②④ 飯田真美 |
飯田真美 | ー | ①③⑤飯田真美 ②④山中麻美 |
| 午後 | ー | ー | ー |
ー |
ー | |
診療実績
総合診療科、膠原病・リウマチ内科専門外来の主だった診療疾患と担当患者数
(2025年12月現在)
古典的な膠原病

血管炎

脊椎関節炎・類縁疾患

総合診療科、膠原病・リウマチ内科専門外来に通院中の難病所持者数
(2025年12月現在)

総合診療科、膠原病・リウマチ内科専門外来の主だった診療疾患と担当患者数
(2025年12月現在)
| 疾患 | 患者数 |
|---|---|
| 関節リウマチ | 536 |
| スチル病 | 23 |
| シェーグレン病 | 123 |
| 全身性エリテマトーデス | 200 |
| 混合性結合組織病 | 13 |
| 全身性強皮症 | 136 |
| 炎症性筋疾患 | 56 |
| 顕微鏡的多発血管炎 | 31 |
| 多発血管炎性肉芽腫症 | 8 |
| 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 | 30 |
| IgA血管炎 | 14 |
| 高安動脈炎 | 9 |
| 巨細胞性動脈炎 | 5 |
| リウマチ性多発筋痛症 | 61 |
| RS3PE症候群 | 4 |
| 乾癬性関節炎 | 26 |
| 強直性脊椎炎 | 15 |
| 炎症性腸疾患関連関節炎 | 5 |
| 反応性関節炎 | 1 |
| SAPHO症候群 | 15 |
| 掌蹠膿疱症/掌蹠膿疱症性骨関節炎 | 7 |
| ベーチェット病 | 25 |
| IgG4関連疾患 | 36 |
| サルコイドーシス | 24 |
| 線維筋痛症 | 5 |
| 家族性地中海熱 | 5 |
| キャッスルマン病 | 2 |
| クロンカイトカナダ症候群 | 2 |
| 原田病 | 1 |
| 肺高血圧症 | 23 |
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