各種ご案内

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初診受付時間

月曜日〜金曜日8:30〜11:00
休診日:土曜・日曜・祝日
年末年始(12月29日〜1月3日)

交通案内

駐車場約500台完備
岐阜バス(JR岐阜15番乗り場、名鉄岐阜6番乗り場)

皮膚科

診療内容

皮膚科診療は、乳幼児から高齢者まで年齢性別を問わず、全身の皮膚に関するすべての疾患が対象です。発疹学に基づいた観点で皮疹を診察すると同時にダーモスコープ、真菌学的検査、皮膚病理検査、パッチテスト、アレルゲン検査などでより客観的な検査結果を参考にして総合的に診断をします。治療は、皮疹の程度や重症度に応じて、外用剤の選択、内服薬の投与、注射製剤の投与などがあります。時に、光線療法(PUVA、NBUVB、エキシマ光)や皮膚外科的手法等を用います。より複雑で治療に難渋する際は、患者様と相談をし、院内の他科や大学病院などより専門性の高い病院への受診を促し、より安全で確実な治療が受けられるように配慮します。

主な症状・病気

私たちは、日常によく遭遇する湿疹・アトピー性皮膚炎などの湿疹皮膚炎、蕁麻疹・薬疹、光線過敏症などのアレルギー疾患のみならず、紅斑症、乾癬などの炎症性角化症、天疱瘡や類天疱瘡などの自己免疫性水疱症、皮膚科領域の膠原病、皮膚良性・悪性腫瘍、蜂窩織炎などの急性感染症・帯状疱疹などのウイルス疾患・真菌感染症や白斑症や脱毛症などを対象に検査、治療をしています。またがん患者様の治療の過程に生じる皮膚病変(生物学的製剤や化学療法剤に伴う手足症候群など)にも積極的に対応しています。

関連する診療科・専門外来

乾癬外来・アトピー外来・じんましん外来・脱毛症外来・水疱症外来

対象

  • 尋常性乾癬・乾癬性関節炎・膿疱性乾癬・掌蹠膿疱症
  • アトピー性皮膚炎
  • 特発性慢性蕁麻疹
  • 円形脱毛症
  • 天疱瘡・類天疱瘡などの自己免疫性水疱症
  • 先天性表皮水疱症
  • 遺伝性角化症 など

この専門外来では、既存治療を行っても難渋している患者さんに対して、ガイドラインに従い皮膚の専門家として、診断の見直しや外用・内服治療の見直しをし、科学的な根拠のある治療方針を提案します。最近は皮膚科領域においても治療の選択肢が広がっています。例えば、尋常性乾癬、重症のアトピー性皮膚炎、円形脱毛症等に対して疾患の重症度に応じて、生物学的製剤やJAK阻害薬等による治療が可能となりました。当院は、日本皮膚科学会生物学的製剤使用承認施設であり、生物学的製剤やJAK阻害剤等の導入が可能です。総合病院の利点を生かし、必要であれば、他科との連携も積極的にします。

また稀な疾患ではありますが、先天性表皮水疱症患者様においては、成長にあわせた具体的な処置の指導方法や生活指導などを心がけています。在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料の範囲内での包括医療材料ならびに特定保健医療材料などの有効な使用方法の提案をします。

診療日時

毎週月曜日・水曜日 午前

診療予約 完全予約制(事前に皮膚科の初診の診察が必要)

施設認定

  • 日本皮膚科学会認定専門医研修施設
  • 日本皮膚科学会生物学的製剤使用承認施設
外来 木曜日のみ一般診療休診/外来生検・手術のみ
診療医師担当表はこちら
入院 外来通院ではコントロールしづらい、帯状疱疹・蜂窩織炎・丹毒などの急性感染症、うっ滞性皮膚炎、下腿潰瘍、アトピー性皮膚炎の急性増悪、薬疹、中等症までの熱傷、自己免疫性水疱症、膠原病、皮膚腫瘍などのたくさんの患者様に利用していただいています。急性期が過ぎれば、外来通院にきりかえ、開業医(かかりつけ医)の先生への紹介も積極的にします。

特色

検査

真菌検査

真菌検鏡や培養を行い、根拠のある診断をします。

ダーモスコープ

視診では診断に苦慮する色素性病変に対して、ダーモスコープを用い、さらに詳細に観察をします。

皮膚生検(予約制)

原則、局所麻酔下にて診断に必要な皮膚を採取し、病理検査に提出します。

膚病理組織検査(蛍光抗体法を含む)

皮膚生検、手術標本を病理学的に検討します。HE染色のみならず、蛍光抗体法や免疫染色など場合によっては追加し、病態生理を理解し、確定診断します。しかし、皮膚病変の状態によっては確定診断できないケースもあります。その際は、経過観察をしながら必要に応じて再検査することがあります。

パッチテスト・プリックテスト・スクラッチテスト・皮内テストの皮膚テスト(予約制)

  • パッチテスト:薬などのアレルゲンと推測されるものを実際に皮膚に貼付をし、パッチテストを行います。場合によっては、ジャパニーズスタンダードアレルゲンや金属アレルゲンによるスクリーニング行います。対象期間は夏季を除く、10月から6月頃の期間で行います。詳しくは、診察時に確認をしてください。
  • プリックテスト・スクラッチテスト・皮内テスト
    パッチテストとはちがい、より即時型反応(アレルギー)を疑う場合に行います。これまでに生じた重症度に応じて体制を整えます。皮内に抗原が入りますので危険を伴うこともあります。場合によっては入院をし、麻酔科医同席の上行うこともあります。詳しくは、診察時に確認をしてください。

超音波検査

診察時、皮下硬結や腫瘤の性状を把握するために、皮膚科医による超音波検査を併用することもあります。

治療

液体窒素療法(尋常性疣贅、日光角化症など)

CO2レーザー

難治性の疣贅や眼瞼の黄色腫などに使用しています。

光線療法(尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、類乾癬、菌状息肉症、尋常性白斑など)

PUVA/ナローバンドUVB/エキシマ光にて治療をします。定期的な受診が必要です。

局所免疫療法

難治性脱毛症に対してDPCP療法の外用を行います。定期的な受診が必要です。

皮膚外科手術

皮膚外科手術​良性腫瘍の摘出(ほくろ(母斑)、表皮嚢腫、脂肪腫など)に加え、日光角化症、ボーエン病、基底細胞癌、有棘細胞癌などの悪性腫瘍に対して手術をします。より複雑で、整容面にも問題を生じる病変や部位に関する手術は、形成外科医とチームで治療に当たり、病院全体で満足のいく治療を提供できるよう努めています。

アトピー性皮膚炎の治療

  • ガイドラインに従い、まずは外来で外用剤の使用の仕方を適切に指導いたします。症状が安定してきたら、プロアクティブ療法を中心とした外用治療の指導をします。外用剤を使用していても治療難治例や中等症-重症の患者様に対して生物学的製剤等の全身療法の提案をします。納得をしていただいた上で、治療を勧めていきます。
  • 急性憎悪の場合は、短期入院のうえ、外用療法を主体とした教育入院も行います。
  • アトピー性皮膚炎のプロアクティブ療法(中日新聞LINKED/WEBマガジン)

乾癬・膿疱性乾癬および掌蹠膿疱症の治療

乾癬に関しては、ビタミンD3製剤やステロイド外用剤のみならず、光線療法やPDE4阻害剤、また生物学的製剤 TYK2阻害剤などを選択し、患者様の症状やニーズにあわせた治療を共に決定します。膿疱性乾癬に関しては外用療法・生物学的製剤や顆粒球除去療法を使用することが可能です。掌蹠膿疱症に関しては、病巣感染巣のコントロールは必須ですが、局所に関しては、外用療法や免疫抑制剤、重症度に応じて、生物学的製剤などの使用も可能です。

難治性皮膚潰瘍

日々の外用療法に加え、デブリードマンや植皮手術、時には持続的吸引療法などを用いて治療に当たります。

特発性の慢性蕁麻疹

抗ヒスタミン薬内服に加え、補助的な治療薬を用いても蕁麻疹のコントロールが不良な場合は、生物学的製剤を用いた治療を併用します。

進行性円形脱毛症・自己免疫水疱症

広範囲で進行性の脱毛症に関しては、ステロイドによるハーフパルス療法や症状が固定した場合は、局所免疫療法やJAK阻害剤等の導入を検討します。

※当院では、生物学的製剤による高額な医療費に対し、患者様の自己負担額に対する不安を軽減するために、ソーシャルワーカーから事前説明が可能です。(予約制)

カンファレンス・チーム医療

カンファレンス

皮膚科総合カンファレンス(毎水曜日)

週1回、全皮膚科医で、皮膚生検ならびに手術患者様の臨床経過、臨床像と病理組織標本を参考に、検討会をし、根拠のある治療を心掛けています。病理診断科ともディスカッションをさせていただいています。

皮膚科週末カンファレンス(毎金曜日)

週末の金曜日、全皮膚科医で、1週間受け持った初診、再診患者の経過報告と相談、次週の生検、手術患者の事前確認、現入院患者の1週間のサマリー等を報告しあい、課題を共有しています。

皮膚科レクチャー(月1回)

主研修施設の外部医師によるレクチャーを受け、皮疹の視かたのロジックを学び日々の診療に役立てています。

チーム医療

入院患者褥瘡回診(毎金曜日)

皮膚科医と形成外科医、院内のwocナース、各病棟のリンクナース、薬剤師そして栄養管理士らで褥瘡対策チームを組み、入院中で褥瘡に苦慮されている患者様のベッドサイドまで伺い、姿勢や体位・除圧などの環境の確認や外用剤、創傷被覆材などの適切な使用状況を確認し、病院内の褥瘡治療の向上に取り組んでいます。また年に3回、院内合同褥瘡部会で病院全体の目標を明確に達成できるよう努力しています。さらに年に1回病院全体で褥瘡セミナーを開き、外部の講師等の講演を聴き、コロナ禍では、WEBによる動画配信のレクチャーをマスターし、日常のスキルを向上できるよう努力しています。

3科合同乾癬カンファレンス(月1回)

尋常性乾癬や乾癬性関節炎の患者様の情報を皮膚科医・整形外科医・総合内科医と共有することで、多方面の意見を取り入れながら治療を構築していきます。症例によっては、消化器内科医にも参加いただいています。

形成外科医との合同手術(不定期)

顔面の基底細胞癌や有棘細胞癌などより整容的満足がいくよう患者さんの希望に応じて、形成外科医と皮弁形成術を施行しています。また広範囲熱傷なども共同で手術にあたり、病院として満足度の高い治療が提供できるよう努めています。

お知らせ

当科受診の患者さんへ

  • 発熱、全身状態の悪い方は、皮膚科受付で遠慮なくお申し出ください。
  • 効率よく診察が進むよう努力していますが、より重症の患者様を優先に診察しますので、待ち時間が発生したり、必ずしも受付順通りにならないこともありますので何卒ご了承願います。

近隣の医療機関の皆様へ

  • 当科での検査・治療の適応のある患者様がおられましたら、お気軽に当院地域医療連携調整室を通じてご紹介いただければ幸いです。中でも全身療法を見据えたアトピー性皮膚炎の患者様のご紹介の際は、簡単に前治療の期間と内容を記載いただけると幸いです(情報提供書+当科の連携シートをご活用いただいてもかまいません)。

アトピー性皮膚炎患者のご紹介・診療予約時の皮膚科専用用紙(皮膚科 連携シートアトピー性皮膚炎)のご案内

その他

当科は、次世代を担う医学生、研修医、専攻医に対して積極的に教育をしています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

医学部学生教育

毎年複数人の学生が実習されます。教科書ではわからない皮膚科の楽しさを共有できればいいと思います。医学生の見学も当院は受け付けておりますので、ホームページにアクセスください。

前期研修医

毎年数名の研修医に学んでいただいています。皮膚科ならではの皮疹の視かたや疾患へのアプローチ、また皮膚生検や小外科など実践的な研修をサポートします。

専攻医

当科は日本皮膚科学会認定専門医研修施設です。岐阜大学医学部皮膚科と中部国際医療センター皮膚科のプログラムに対応した専門研修連携施設になります。

ながい みき

永井 美貴

役職
  • 主任部長
  • 皮膚科部長
専門分野
  • 皮膚科全般
  • 蕁麻疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 乾癬
  • 水疱症
  • 創傷治癒(褥瘡)
認定資格
及び
所属学会
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・指導医
  • 岐阜大学医学部客員臨床系医学教授
  • 医学博士
永井 美貴

ふくい ちひろ

福井 ちひろ

役職
  • 医師(専攻医)
専門分野
  • 皮膚科全般
認定資格
及び
所属学会
  • 日本皮膚科学会

みずの まゆ

水野 真優

役職
  • 医師(専攻医)
専門分野
  • 皮膚科全般
認定資格
及び
所属学会
  • 日本皮膚科学会

外来担当医表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1診 午前 永井美貴
(専門外来)
ー 永井美貴
(初診)
永井美貴
(再診)
永井美貴
(初診)
午後 手術 検査 ー 手術 ー
2診 午前 福井ちひろ
(初診)
ー 福井ちひろ
(専門外来)
福井ちひろ
(初診)
福井ちひろ
(再診)
午後 手術 検査 ー

手術

ー

※病診予約は、赤字部分で可能です。

※専門外来:乾癬、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、脱毛症、水疱症(再診予約制)

診療実績

2025年度に当科にお越しいただいた外来患者数、入院患者数(のべ)、紹介率・逆紹介率

外来患者数(人)

入院患者のべ数(人)

平均在院日数(日)

紹介率(%)

逆紹介率(%)

2025年度

14,296

1,712

7.3

83.9

72.1

当科の主な皮膚悪性腫瘍患者数

有棘細胞癌や基底細胞上皮腫など一般の高齢者に多い皮膚悪性腫瘍が増加しています。

疾患名 2025年度
日光角化症 55
ボーエン病 29
有棘細胞癌 38
基底細胞癌 69
乳房外パジェット病 5
悪性黒色腫 4
メルケル細胞癌 2

診療科

専門外来