部門紹介
組織概要(2024年4月1日現在)

理念と基本方針
中央放射線部 理念
県民の健康保持に必要な放射線医療技術・画像医療技術を提供するようにつとめるとともに、
県内施設の中央放射線部の模範となるよう努力します。
中央放射線部 基本方針
- 患者さんに「おもいやり」を持って接する。
- 患者さんの人権を尊重し、インフォームドコンセントを実践する。
- 基本技術を確実におこなう。
確立した技術を、手順に従い質の高い結果を提供する。 - 最新の知識・技術の習得をおこなう。
日進月歩の医療機器・医療技術を習得し、患者さんにより高度な医療を提供する。 - チーム医療を実践する。
医師・技師・看護師等多職種との連携をとり、きめ細かな医療を提供する。 - 医療機器管理に責任を持つ。
放射線関連機器の性能維持と安全性を確保する。 - 放射線被曝の低減に努める。
患者さんの医療被曝の低減および医療従事者の被曝低減を図る。
スタッフ紹介
- 常勤診療放射線技師 56名(男37名 女19名)
- 超音波検査部門兼務常勤診療放射線技師 3名(男2名 女1名)
施設認定
- マンモグラフィ検診施設画像認定施設
- 日本放射線腫瘍学会認定施設
認定資格
国家資格
- 第1種放射線取扱主任者 5名
- 第2種放射線取扱主任者 1名
学会認定・認定機構
- 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 8名
- 救急撮影認定技師 7名
- 核医学専門技師 2名
- X線CT認定技師 6名
- 磁気共鳴専門技術者 4名
- 医学物理士 3名
- 放射線治療専門放射線技師 3名
- 放射線治療品質管理士 3名
- 医療情報技師 4名
- 血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 2名
- ICLS・BLSコースインストラクター 1名
- 胃がん検診専門技師 1名
- 超音波検査士 1名
日本診療放射線技師会認定
- 放射線管理士 19名
- 放射線機器管理士 15名
- 臨床実習指導教員 2名
- 被ばく相談員 5名
- Ai認定診療放射線技師 1名
- 災害支援認定診療放射線技師 1名
- 画像等手術支援認定診療放射線技師 2名
- 医療画像情報精度管理士 2名
稼働機器一覧(2025年6月現在)
| 装置名 | 台数 | |
|---|---|---|
| 一般撮影装置(救急撮影室の1台を含む) | 6台 | |
| 骨密度測定装置 | 1台 | |
| 歯科撮影装置(All-in-oneタイプ) | 1台 | |
| ポータブル撮影装置 | 7台 | |
| X線TV撮影装置 | 3台 | |
| 乳房撮影装置 | 2D(従来型) | 1台 |
| 3D(トモシンセシス搭載型) | 1台 | |
| CT撮影装置 | 320列 | 1台 |
| 80列 | 1台 | |
| 64列(2管球CT) | 1台 | |
| MR装置 | 1.5T | 2台 |
| 3T | 1台 | |
| 血管撮影装置 | 心臓血管撮影装置(バイプレーン) | 3台 |
| ハイブリッド手術室(シングルプレーン) | 1台 | |
| 血管撮影装置(バイプレーン) | 1台 | |
| 核医学装置 | 半導体PET-CT装置 | 1台 |
| SPECT-CT装置 | 1台 | |
| 心臓専用 半導体SPECT装置(D-SPECT) | 1台 | |
| 放射線治療装置 | Versa HD(汎用型リニアック) | 1台 |
| Radixact X9 | 1台 | |
| SyberKnife S7 | 1台 | |
| CTシミュレータ | 1台 | |
| 治療計画装置 | 16台 | |
| 外科用イメージ装置(中央手術部にて使用) | 7台 | |
血管撮影装置
5台の血管撮影装置を、心臓血管撮影室3室、ハイブリッド手術室1室、血管撮影室1室の5室で稼働しています。
ハイブリッド手術室がシーメンスヘルスケア社製シングルプレーン装置、その他4台はフィリップス社製バイブレーン装置です。
心臓血管撮影装置
バイプレーンのFPDを備えた心臓血管撮影装置3台が稼働しており、心臓血管の検査、治療を行っています。
2025年6月に不整脈治療専用カテ室を増設しました。

フィリップス・ジャパン
Allura Xper FD10/10

フィリップス・ジャパン
Azurion 7 B20/12
ハイブリッド手術室
当院では、平成25年(2013年)7月よりハイブリッド手術室が稼働しています。
ハイブリッド手術室では、カテーテルによる検査・治療と、外科手術を同時に行うことができます。
おもに、循環器内科医によるカテーテル治療を行ってますが、心臓血管外科医による開胸手術・開腹手術にも対応できる手術室です。
大動脈瘤の治療(EVAR/TEVAR/心臓血管外科による開胸・開腹手術)、ペースメーカー埋め込み、肢体末端の血行障害の治療(EVT)、TAVI(※1)、MitraClip(※2)、WATCHMAN(※3)、を行っています。

シーメンスヘルスケア
Arrtis Zee ceiling
【用語解説】
※1 TAVI (タビ) :大動脈弁閉鎖不全のカテーテル治療
※2 MitraClip (マイトラクリップ):僧帽弁閉鎖不全のカテーテル治療
※3 WATCHMAN (ウォッチマン):心房細動のカテーテル治療(脳梗塞の予防)
血管撮影装置
FPDと高いデジタル画像処理技術により脳血管領域、腹部血管領域といったそれぞれの検査、治療に最適化された画像処理を行うことで被ばくを抑えて短時間に手技を行うことが出来ます。

フィリップス・ジャパン
Allura Xper FD20/15
CT撮影装置
当院では、キヤノンメディカルシステムズ株式会社製 AquilionONE(320列)※①・AquilionPRIME(80列)※②、シーメンスヘルスケア社製 SOMATOM Definition Flash(64列2管球CT)※③、の3台が稼働しています。
AquilionONE(320列)は体軸方向に320列の検出器を持ち、1回転の速度が最短0.275msで16㎝の範囲が撮影可能です。この技術により、脳、心臓など1回転での検査が可能となり患者様により安心で安全な検査が可能となりました。また、従来からある DefinitionFlash と共に新しい技術を活かしたDual Energy Imaging(1回の撮影で2つの異なるX線エネルギーを用いて作成した画像)があり、これにより血流の灌流情報の画像化、結石などの成分解析が可能になりました。
今後も装置の特性を活かし、更なる最先端な検査を提供していきます。

※①キヤノンメディカルシステムズ㈱
AquilionONE(320列)

※②キヤノンメディカルシステムズ㈱
AquilionPRIME(80列)

※③シーメンスヘルスケア
SOMATOM Definition Flash
(64列2管球CT)
RI検査装置
RI検査のRI(アールアイ)はラジオアイソトープの略で、他に核医学検査、アイソトープ検査とも呼ばれます。大きくPET検査とSPECT検査に分かれ、当院ではPET装置1台、SPECT装置2台稼働しています。
半導体PET-CT装置1台 SPECT-CT装置1台 心臓専用半導体SPECT装置(D-SPECT)1台

半導体PET-CT装置(シーメンスヘルスケア)
Biograph Vision

(GEヘルスケア)
Discovery NM/CT670 DR
SPECT-CT装置

心臓専用半導体SPECT装置(D-SPECT)(Spectrum Dynamics Medical Japan)
半導体PET-CT装置
「がん細胞は正常の細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む」という性質を利用し、そのブドウ糖にフッ素18という微量の放射線をくっつけた薬を体内に注射します。がん細胞は正常な細胞より多くの放射線を取り込む為、カメラで撮影してがん細胞の位置や大きさや進行の度合いをしらべます。
この検査はほぼ全身をみることができ、転移や再発の発見に有用です。
SPECT-CT装置
SPECT-CT装置は、ごく微量の放射線医薬品を使用して病気を診断する〔核医学検査〕を行う装置です。体内に投与された放射線医薬品の分布を画像に、数値化して病気の診断、血流や代謝などの機能情報を捉えることができます。また、検査に使用される放射線医薬品の半減期が短いため、被ばくも少なく、苦痛も少ない低侵襲の検査です。
CT装置の機能を併せ持つことにより、SPECT装置による生体の機能情報とCT装置による形態情報を一度に検査することができ、双方の画像を融合させることにより診断能の向上が期待できます。
CT装置にはASiRを搭載していることで、画質の改善と低被ばくを実現させます。
【用語解説】
ASiR(Adaptive Statistical Iterative Reconstruction):逐次近似法を応用した新しいCT画像再構成技術、これを使用することにより分解能を損なうことなく画像ノイズを大幅に低減した画像が得られる。ASiRを使用した効果的な利用法 ①低ノイズ・高画質 ②被ばく低減と画質維持 ③高分解能画像
心臓専用半導体SPECT装置(D-SPECT)
心臓検査に特化した半導体SPECT装置で、従来のSPECT装置より、感度・分解能に優れているため、以前の半分程度の時間で撮像でき、高画質の画像を得ることができます。
そのため、放射性医薬品の投与量を減らすことも可能で被ばくも軽減されます。
MR撮影装置
当院では、GEヘルスケア社製MR装置1台(静磁場1.5T MR装置(※①)、フィリップス社製MR装置1台(静磁場 3.0T MR装置(※②))、2020年6月よりシーメンス社製MR装置1台(静磁場 1.5T MR装置(※③))が稼働しています。導入された最新鋭の1.5T MR装置は、静音撮影技術により高画質を担保しながらMR検査による騒音を低減することができます。またガントリーボア径が70㎝となり、開放的な環境で、より楽な体位で安心して検査をお受けいただくことが可能になりました。

※①GEヘルスケア
SIGNA EXCITE HD twinspeed Expanded 1.5T

※②フィリップス・ジャパン
Ingenia3.0T CX Quasar Dual

※③シーメンスヘルスケア
MAGNETOM Solal
一般撮影装置
一般撮影室に5台と救急撮影室に1台、計6台の一般撮影装置が稼働しています。骨・胸部・腹部などのエックス線撮影検査を行っています。

X線TV撮影装置
当院では、キヤノンメディカルシステムズ株式会社製 X線TV撮影装置 Ultimax-I(※①)1台と、島津メディカルシステムズ株式会社製X線TV撮影装置 SONIALVISION G4(※②)2台が稼働しています。
これら3台のX線TV撮影装置を用いて、様々な診療科の検査及び治療を幅広く行っております。
①キヤノンメディカルシステムズ株式会社製 Ultimax-I X線TV室1
②島津メディカルシステムズ株式会社製 SONIALVISION G4 X線TV室2,3

※①X線TV室1

※②X線TV室2
放射線治療装置
放射線治療は、手術療法や化学療法と並ぶがん治療の3本柱の一つです。
悪性または良性の腫瘍に対して、高エネルギーの放射線(X線、電子線)を照射し治療するための装置です。
治療の流れ
まず放射線治療医が診察し、治療方針を決定します。治療が確定した後に、毎回同じ姿勢で治療を行う必要があり、無理のない姿勢で正確に治療を行うため、体に合った固定具の作成をします。
その後、専用のCT装置で撮影をし、治療計画装置を用いて放射線の最善のあて方を決定します。
その他、治療開始までに検証をおこない、安全性の確認をします。
治療は平日毎日行います。
治療装置の管理
始業点検を行い装置状態確認、線量確認、画像誘導装置精度確認など行います。また、年間点検計画を作成し装置の品質確認試験を行っています。また、線量計は年1回、治療装置の出力測定は3年に1回、外部評価を受けています。
放射線治療装置の構成
- 第1放射線治療室
放射線治療装置:Accuray RadixactX9 ※①
SGRTシステム:C-RAD CATALYST+ HD - 第2放射線治療室
放射線治療装置:ELEKTA VersaHD ※②
SGRTシステム:C-RAD CATALYST+ HD - 第3放射線治療室
放射線治療装置:Accuray CyberKnifeS7 ※③ - CTシミュレータ室
CTシミュレータ:シーメンスヘルスケア SOMATOM X.cite ※④
4DCTシステム:C-RAD Sentinel

※①Accuray RadixactX9
X線:6MV

※②ELEKTA VersaHD
X線:4・6・10MV
電子線:4・6・9・12・15MeV

※③ Accuray CyberKnifeS7
線:6MV

※④シーメンスヘルスケア SOMATOM X.cite
放射線治療専用CTX
4DCT・Dual energy撮影も可能

電位計校正証書

計量法登録事業者の分離方式による治療用電離箱校正実施証明書

治療用照射装置出力線量の第3者機関による測定実施証明書(Clinac21EX)

治療用照射装置(X線)のIMRT郵便調査実施証明書(Clinac21EX)

治療用照射装置出力線量の第3者機関による測定実施証明書(Radixact)

温度・気圧校正証明書
乳房撮影装置
当院の乳房撮影装置は、FUJIFILM社製フラットパネル搭載型デジタルマンモグラフィ装置AMULET innovarity(※①・※②)を使用しています。この装置を使用して乳房の中の乳腺組織を写し出すことで、乳がんを早期に発見することができます。
新しく導入した(※①)装置は、トモシンセシスという機能を搭載しています。トモシンセシスとは、1回の撮影で連続的にX線を照射し、圧迫面に平行に細かくスライスした断層画像が複数枚得られます。任意の断層面が表示できるため乳腺に埋もれた病変の発見に役立ちます。

※①FUJI
AMULET innovaruty
(トモシンセシス搭載)

※②FUJIFILM
AMULET innovarity
骨密度測定装置
当院では最新のX線骨密度測定装置Horizon ( HOLOGIC社製 )を導入し、骨粗鬆症の診断、治療の経過観察などに活用しています。この装置は、DXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)にて、腰椎もしくは大腿骨の骨密度を測定します。 DXA法とは2種類の異なるエネルギーのX線を検査部位に照射し、その吸収値の差により骨密度を算定する方法です。

骨密度検査における被ばく線量の値は、バラツキはありますがその平均値は胸部の直接エックス線検査の値(0.06mSv)と同等、もしくはそれ以下です。被ばく線量の値は他のエックス線検査の値のみならず自然放射線の値(2.4mSv/年)と比較してもきわめて低い値です。DXA装置による骨密度測定は簡便でかつ被ばく線量の少ない検査と言われています。
歯科撮影装置
当院が導入しているパントモ装置はパントモ撮影、セファロ撮影、CT撮影も可能なAll-in-one タイプの装置です。パントモ撮影では全額自動焦点補正機能により従来の装置に比べ歯冠部から歯根部までピントの合った撮影が可能です。またCT撮影時にはX線の入射角度を変えることにより画質を改善させています。

モリタ
Veraview X800

株式会社モリタ ホームページ引用
かじうら ゆういち
梶浦 雄一
| 役職 |
|
|---|

やまだ まさかつ
山田 将勝
| 役職 |
|
|---|
ながの たつや
長野 達也
| 役職 |
|
|---|
うちこし たかひさ
宇地越 貴
| 役職 |
|
|---|
すぎえ たかのり
杉江 剛典
| 役職 |
|
|---|
おがわ ともひろ
小川 知博
| 役職 |
|
|---|









